バランスの取れたプロフェッショナル

今日から本格的にトレーニング開始。トレーナーの自己紹介で、新人に期待することというメッセージで「バランスの取れたプロフェッショナルになってください」というものがあった。

僕がずっと志向している姿を的確に表している言葉でとても納得できた。

例えば、英語ができても技術がなければだめ、技術ができてもコミュニケーションができなければだめ、・・・というように何かひとつが飛び抜けても他のレベルが低いなら使えないということ。もちろんこの考え方には賛否両論があると思う。

プロは、ある専門性を持つことが条件だから、何かひとつでも突出した技術なり知識なりをもっていればそれでサバイブできるという考え方もあると思う。ただ、僕が思うにこのレベルでサバイブできるのは、ほんとうに一握りの人間だと思う。そして、僕の志向するキャリアはそこにはない。

今僕の仕事に求められているのは、技術だけでなく、英語だけでなく、知識だけでなく、コミュニケーション能力だけでなく、それらすべてを満遍なく網羅することだ。どれひとつも捨ててはいけない。

この各軸で結ばれたレーダーチャートの面積の一番大きい人間がリーダーになるべきだと思う。すなわち、最もバランスよく、それらを高いレベルで維持している人間がリーダーにふさわしい。

ただ、僕は法律家になるわけではない、業務のプロになるわけではない、フランス語の教師になるわけでもない。ITコンサルタントになるんだ。そういうスコープをしっかりともって、ITコンサルタントに必要なスキルを見極め、それらをバランスよく身に着けていきたい。